今年は雪が良く降ります
2025/3/11
現在の生産の状況です。
1月に入り原木を1mに切る玉切りの作業をしています。
1月11日 雪が積もり作業ができませんでした。昨年は暖かく雪の少ない冬でしたが、今年は全く状況が違うようです。
1月14日 気温が低く雪が溶けないので、作業が遅れます。自然相手ですので人間の思うようにいかないことがたくさんありますね。
1月19日 今年から散水設備を導入しました。 この栽培場の横には「ため池」があり、この地域の方のご了承をいただき池の水をお借りすることができました。
おかげさまで乾燥している木に水分を与えることができ椎茸の成長を促すことができます。地域の皆様をはじめ、代々農業に必要な環境を整えてくださった先人の方々を含め、多くの皆様に心より感謝申し上げます。
散水の影響で少し椎茸が生えてきました。
2月3日 現在の収穫場(ホダ場)が手狭になってきたため、以前から新しい土地を探していました。そんな折、この土地の持ち主の方から『使っていいよ』と言っていただき、新たにお借りすることができました。早速、プロの重機オペレーターの方に整備していただきました。多くの方々のお力をお借りしながら生産を続けられていることを、改めて実感しております。本当にありがとうございます。
2月8日 雪が降りました。雪はゆっくりと水分が木に浸透するため、椎茸の成長に良い影響を与えるようです。
2月24日 かなりの量の雪が降り、30cm以上積もっています。作業は遅れてしまいますが、椎茸にとっては恵みの雪です。
椎茸も寒さでカチカチに凍ってました。
2月27日 気温が少し上がり、徐々に収穫できるようになりました。寒い時期の椎茸はゆっくりと成長するため、傘があまり開いていない肉厚な『どんこ』として収穫できます。
3月1日 まとまった量が採れました。ここから8日間は、毎日収穫しました。
一日収穫しても次の日には、小さな芽だった椎茸が大きくなって収穫できます。
3月8日 1週間以上収穫し続けました。
今年は雪が多く、寒い冬となったことで、椎茸の生産にとっては今のところ良い状況のようです。この後、一気に気温が上がるのがここ数年の傾向で、そうなると椎茸の発生は終わってしまいます。今年は、ゆっくりと春を感じられるような気候になることを願っています。
皆様に喜んでいただけるよう良い椎茸を生産していきたいと思います。