椎茸の美味しい食べ方!
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水戻し
する前に
水戻しする前に
栄養成分を増やす方法
干し椎茸は免疫力の向上に有効であると注目されている栄養素《ビタミンD》が豊富に含まれています。
使用前に天日に10分干すことで《ビタミンD》が約100倍に増えます。日光に当てた後、数日は増えた値が持続します。
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水戻しの
ポイント
美味しい戻し方
軽く干し椎茸を流水で洗い、水分を吸っても椎茸がひたっておける位の十分な量の水に入れます。落としぶた状にラップをしておくとよくひたります。
旨味成分である《グアニル酸》が多く出るのが約5℃位の冷水の為、冷蔵庫で3時間以上かけて、じっくり戻してください。(薄いものは3~6時間、厚いものは5~10時間の水戻しが目安です。) 早く戻したい時は、乾燥状態でしいたけの軸を折り水分を吸収しやすくして水に入れてください。さらに半分に割るなどすると1~2時間で戻せます。
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おすすめ
料理
日本人のDNAに訴えかける奥深い味わいの干し椎茸。
「和食」が注目される今こそ伝えたい、干し椎茸料理をご紹介します。
(材料)
そうめんつゆ
(出汁)水 5カップ(1ℓ)
昆布 10g(約3×25cm)
鰹節 20g
干し椎茸 中7~8枚
(つゆ)出汁 3カップ(600cc)
醤油 大さじ5
みりん 大さじ2
砂糖 小さじ1
以上を基本にして好みで調節してください。
(出汁)
鰹節とこんぶで一番だしを取り、干し椎茸の戻し汁と足を切った乾しいたけを加え中火で30分位煮出します。
(つゆ)
鍋に上記の出汁・醤油・みりん・砂糖を入れ、沸騰したら中火にし、好みで味を調えてください。
※水戻しし煮出した椎茸は、だし汁が完成した後取り出してお好みの大きさに切り、上記の出汁・醤油・酒・砂糖を加え甘辛く味付けしてそうめんの具として活用できます。
※ゆでたそうめんを入れて海苔・錦糸卵・ネギ・椎茸などお好みの具材を盛り付けたらできあがりです。
干し椎茸 小粒(直径3・4cm程度)~中粒(直径4・5cm程度)約10枚位の分量
(材料)
干し椎茸 の戻し汁 1カップ(200cc)
砂糖 大さじ4
酒 大さじ2
醤油 大さじ2
みりん 大さじ1
①戻した干し椎茸の水を軽くきり、足を切って鍋に入れます。
②上記の調味料を鍋に入れ、干し椎茸と一緒に弱火で煮含めます。
*強火でしすぎると味がしみ込む前に焦げてしまうので弱火でゆっくりと煮込んでください。
③汁が少し残る位で火を止めてできあがりです。
(材料)
米 4合
干し椎茸 5~6枚
人参 小1本
ごぼう 半本
(鶏肉細切れお好みで)
しいたけの戻し汁 1.5カップ(300cc)
砂糖 大さじ1
醤油 大さじ2
酒 大さじ2
①戻した干し椎茸の足を切りお好みの大きさに切り、人参・ごぼうは細かくいちょう切りやささがきにします。
②①で切った材料を椎茸の戻し汁・砂糖・酒・醤油の中に入れ弱火で10分位煮含め、味を染みこませておきます。
③炊飯器の釜に洗った米と②を全部入れます。(味付けの汁も一緒に入れてください)普通の水加減にして塩小さじ1・醤油大さじ1を加えます。
④普段の白米を炊く要領でご飯を炊きます。
⑤炊きあがったら塩加減をみて、足りなければ塩を足して混ぜてできあがりです。
*お好みで鶏肉の細切れを入れても美味しく出来ます。その場合は鶏肉にも事前に醤油をまぶして味付けをしておいてください。